今月の名古屋リポートなうは「ぽぷかる5」の様子をお届けしました。このイベントは愛知県が主催するポップカルチャーのイベントです。即売会・ライブ・痛車・展示会・コスプレを詰め込んだイベントです。愛・地球博記念公園において1月9日〜10日に開催されました。今回は前回(「ぽぷかる4」)との比較を交えながら、リポートします。
会場に到着して最初に目に入ったのはコスプレです。アニメや漫画のキャラクターの扮装をしていました。
コスプレはその年の流行が反映されています。理由は『ラブライブ!』『アイドルマスターシンデレラガールズ』のコスプレが前回より増えたと感じるからです。両作品とも2015年にヒットしたアニメで、アイドルに関連した作品です。
その他には、『映画泥棒』やおそ松くんの現代版『おそ松さん』のコスプレもありました。六つ子とイヤミのコスプレが見られました。
撮影も本格的です。私は型落ちのスマホで撮っていましたが、一眼レフカメラを用意して撮影している人も多数。中にはレフ板を持ち込んでいるフォトグラファー(カメラマン)もいました。レフ板とは被写体に光を反射させる白い板です。当日は快晴でしたので、撮影がはかどりました。完成度の高いコスプレには行列ができ、コスプレイヤの人たちは快く撮影に協力してくださいました。
即売会では企業やサークルが作品を発表していました。こちらは「流行を追いかける」というよりは、自らの創作意欲を表現した作品が多いです。同人誌やアニソンのアレンジCD、フィギュアなどが販売されていました。例えば、プログラムで色や動きを識別してパラパラマンガを投影する作品や同人ゲーム、アニメキャラクターグッズなどです。
また、この「ぽぷかる」は地域振興の役割も兼ねています。痛車の展示会や自衛隊のブースも同時開催。ポップカルチャーのいろいろを詰め込んだおもちゃ箱のようなイベントでした。
まとめ
ライブ、即売会、コスプレなどのポップカルチャーを詰め込んだイベント、「ぽぷかる5」。このイベントは地域おこしの役割も果たしているので、福井県でも出来そうな気がします。私はこうしたイベントのほうが盛り上がると思います。無理にアニメの舞台にして聖地化を狙うよりは。
次回は2月15日(第3週)にお届けします。私の大学の吹奏楽部が開催する定期演奏会をリポートします。
※:著作権・肖像権の都合上、コスプレの写真は公開できません。
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