名古屋の繁華街、栄に音楽があふれた二日間でした。
5月7日から8日に、「栄ミナミ音楽祭」が名古屋栄を中心に開催されました。このイベントは栄南の地域振興のイベントとして開催され、今回で10周年を迎えました。会場は栄ミナミ、久屋、大須、名駅など全42箇所。450組を超えるアーティストが栄の街を音楽で彩りました。
今回は、初日に大須と栄ミナミにて音楽祭を取材しました。スリーミーなひとときに出演されたシンガーソングライターや大物アーティストも出演していました。
午前11時から音楽祭がスタート。大須商店街にて、名古屋CLEAR’Sのライブから始まりました。名古屋CLEAR’Sは、お掃除が好きな女の子たちによるアイドルで、メジャーデビューも果たしています。若々しいパワフルなライブでした。メンバーには小中学生だけではなく、大学生や社会人もいます。
【追記】平成28年5月9日 公開当初「名古屋Clears」と表記していましたが、正しくは「名古屋CLEAR’S」です。また、メンバーは小中学生だけではなく大学生や社会人の方もいるとの指摘を受けました。お詫びして訂正いたします。
せりかなさんと初対面
30分の小休憩を取ったあと、地下鉄で大津通り電気ビル前の会場に向かいました。この会場は歩行者天国を挟んで松坂屋の向かいにあります。歩行者天国の雑踏を前に、せりかなさんのライブが始まりました。せりかなさんは、福井県出身のシンガーソングライター。昨年11月のスリーミーにも出演されました。瑠璃色のギターで弾き語りを披露し、「理系女子のうた」「萌芽」「嘘まで愛して」を熱唱。優しくもほろ苦さを感じさせる歌声が印象深いです。ライブの観客に視線を送りながら、観客に笑顔を届けていました。まるで太陽のような明るい方です。物販ではCDを購入し、握手とサインを頂きました。緊張しました。
せりかなさんのライブを見終えると、栄の商業施設はナディアパークに隣接する矢場公園に向かいました。矢場公園には大規模な特設ステージが用意されています。
奥華子さんの「魔法の歌声」に酔いしれる
そしていよいよ、魔法の歌声と称されるアーティストが登場しました。奥華子さんです。本番前のサウンドチェックから彼女の歌声に魅了されました。ガラス細工のような透き通る繊細な歌声。確かに一度聞いたら忘れられません。生で聞くとその印象はなお一層強烈です。声だけで観客の足を止め、心惹きつける歌手はそういないと思います。ライブでは、「Birthday」「恋という宝物(CD未収録)」「初恋」「東京ぐらし」「ガーネット(アニメ映画「時をかける少女」主題歌)」の計5曲を熱唱。会場は「魔法の歌声」が作り上げた世界に引きこまれました。私もメモをとる手を止め、その透明感あふれる歌声と歌詞に聞き入っていました。因みに奥華子さんは、栄ミナミ音楽祭にはこれまでに9回出演されているそうです。
ギター演奏に乗せて歌と笑いをお届け
15時半からは嘉門達夫さんのライブが始まりました。パンフレットを見た時は名前しか聞いたことがありませんでした。しかし、披露された曲を聞くと「あっ、あのフレーズ、知ってる!」と感じました。嘉門達夫さんのライブでは「アホが見るブタのケツ」、「鼻から牛乳」、替え歌メドレーを披露。ギターの弾き語りに乗せて、笑いと歌声を届けていました。替え歌メドレーでは世相を笑い飛ばすメドレーが歌われ、軽快なギターの演奏に乗せて巧みに皮肉る歌詞に会場は笑いと拍手が巻き起こりました。中にはテレビでは放送できないものも。ライブの最後は童謡などの替え唄メドレーで締めくくりました。
まとめ
栄ミナミ音楽祭は、名古屋の繁華街で行われる大規模な野外ライブだけあって、注目度も高いです。普段の栄・大須はショッピングを楽しむ人で賑わっていますが、音楽祭が開かれた当時は音楽で盛り上がりました。
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Clearsでなくて名古屋CLEAR′Sです。
しかも大学生や社会人メンバーもいます
ご指摘ありがとうございます。訂正しました。私の勉強不足で申し訳ありません。