こんにちは。最近、物欲センサーが過敏に反応している名古屋のりょうです。
2015年最後の名古屋リポートなうは海洋堂フィギュアワールドを紹介しました。
海洋堂はフィギュアの分野ではとても有名なメーカーです。今回の展覧会は海洋堂の創業50周年を記念して開催されています。海洋堂のフィギュアにかける挑戦と情熱の歴史が見られます。
ガレージキットからメガヒット商品の食玩、美少女フィギュアが展示されています。
※ガレージキット:大量生産のプラモデルに対して、少数生産向きの方法で作られる模型をいう。完成品はプラモデルと比べて精巧で緻密な仕上がりであるが、価格が高く組み立ての難易度も高い。
ここでは展覧会の見どころをご紹介します。
最も印象的なのはエヴァンゲリオンのフィギュアです。その技術力と精巧な出来具合に目を見張るでしょう。
このフィギュアは登場人物の衣装や表情を再現しただけではありません。実際に戦闘が繰り広げられている雰囲気や登場人物の感情までもが伝わってくるのです。
もちろん、他の作品も素晴らしいものばかりです。ホオジロザメのフィギュアはその獰猛さが感じられますし、タテゴトアザラシのフィギュアは可愛らしいものでした。
ただし、その可愛さはデフォルメ化したものとは違います。アザラシの特徴を的確に再現した動物らしい可愛さです。セイウチのフィギュアの重量感が伝わってきます。
更にすごいのは戦車のフィギュアです。小さい模型に戦車のボディが緻密に再現されているのです。戦車もほかのフィギュアと同様に、ダイナミックさを感じられます。
戦場をキャタピラの音を立てながら警戒しつつ走る。ちょっとでも油断すれば敵に狙われる。戦車の中では隊員が上長から司令を受けている…。
ちょっとオーバーかもしれませんが、そのくらいダイナミックな模型です。
その他、「北斗の拳」「ウルトラマン」「ドラゴンボール」「クレヨンしんちゃん」のフィギュアが展示されています。
この展示会に足を運んで、海洋堂が追い求めてきた情熱と挑戦をぜひ見ていただきたいです。
場所は松坂屋名古屋本店7Fにある松坂屋美術館です。1月17日まで開催されています。
入場料は一般1000円、高大生800円、中学生400円。
会場の松坂屋名古屋本店の最寄り駅は地下鉄名城線矢場町駅です。名古屋駅からは、地下鉄東山線で栄駅に向かい、栄駅で金山方面の名城線に乗り換えるというルートで行けます。
それでは来年の名古屋リポートなうでお会いしましょう。
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