2015.06.15 かわら版「定額音楽配信サービス」

最近、「LINEMUSIC」や「Appleミュージック」「AWA」という言葉をニュースで聞くことがあると思います。そもそも、定額音楽配信サービスとは何だ？と疑問に思う方も少なくありません。今回のかわら版は、定額音楽配信サービスについて、そしてどんなサービスなのかを解説していきたいと思います。

まずは、定額音楽配信サービスについてお伝えしましょう。定額音楽配信サービスは、一定の料金を支払うことで自由に好きな楽曲を再生することができるサービスです。通信回線で送受信される音声のデータをリアルタイムで再生するストリーミングを基本としているところが多いようです。楽曲を自分で選択する方法以外にも、チャンネル選択でラジオのように自動で選曲を提供するサービスも増えています。この例としてあげられるのが、先ほど説明したLINEミュージックやAppleミュージックなどになります。

では、代表的に２つのサービスを比較していきましょう。

LINEミュージックは、LINEの提供で約１５０万曲(年内には５００万曲)の楽曲が聴き放題で、LINEのトーク上で楽曲をシェアすると、トークしている相手もその場で聞くことができます。ただし、会員になっていない場合は３０秒しか聞くことが出来ません。Android・iOS双方のスマートフォン向けアプリで楽しめるほか、７月からはパソコンのブラウザでも聞くことができるようになるそうです。８月９日までの間は、トライアル期間としすべてのユーザーが無料で体験できます。その後は、プランごとによって金額が異なりますが５００円〜聞くことができるようです。

では、次にAppleミュージックを比較しましょう。Appleミュージックは、６月末からサービスが始まる予定です。音楽の楽しみ方のすべてを一つに」をコンセプトしたサービスです。およそ３０００万曲の以上楽曲が配信され「価格は月額９．９９ドル。日本円でおよそ１０００円ぐらいの金額です。普段聞いている曲や好みに合わせて、推薦してくれる機能があります。この他ロンドンなどから配信されているラジオ放送「Beats1」も聞くことができます。家族向けのプランもあります。３ヶ月間無料の期間がありますが、現在日本での価格は明らかになっていません。利用する際には、MacまたはWindowsに入れるiTunesをアップデートし、iOSでは最新のOSをアップデートする必要があります。

サービスの提供によって、上質な音楽がきくことが出来ますが利用する際にはパケット通信に気をつけて使用することが大切かもしれませんね。