今回のスリーミーかわら版は先週19日に対象候補が発表された「流行語大賞」について解説します。
今年1年の世相を映したり、強い印象を残したりした言葉に贈られる「2014 ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネートされた流行語が19日、発表されました。今年は人気をよんだディズニー映画から「ありのままで」や「Let it go(レリゴー)」、日本エレキテル連合の「ダメよ〜ダメダメ」などが上がりました。 この他には「STAP細胞はあります」「危険ドラッグ」「ゴーストライター」「妖怪ウォッチ」「号泣会見」「ワンオペ」などがあります。そもそも流行語大賞が始まったのはいつなんだろうか?と疑問に思うので解説していきます。
新語流行語大賞とは、その年1年間に発生した「ことば」の中から世相に対して人々の話題に上った新語・流行語を選びその言葉に関わった人物・団体に対して表彰するとされている賞です。
1984年に始められ、以降毎年12月1日に発表されています。候補となる言葉は「現代用語の基礎知識」という用語辞典の読者アンケートから選ばれその中から選考委員会がトップテンと年間大賞が選定します。
始まった頃は、新語部門と流行語大賞部門に分かれてそれぞれ金賞を筆頭に各賞が選ばれていました。ですが、1991年からは年間大賞が設けられ1994年からは両部門を合わせて選定されるようになりました。
流行語大賞は、京都の清水寺で発表される「今年の漢字」など並んで現代の世相反映する一つの指標として取り上げられています。
さて、お笑いタレントが新語流行語大賞を受賞すると翌年から人気が落ち一発屋になるというジンクスをよく聴きますね。過去には波田陽区さん、エド・はるみさんがそうでした。
今年のノミネートには日本エレキテル連合の「ダメよ。ダメダメ」がノミネートされていますが、日本エレキテル連合はこのジンクスを破ることはできるのでしょうか….?
今年の流行語大賞の発表はノミネートされた語から12月1日にトップ10と年間大賞が発表されます。
八木正幸のスリーミーなひととき
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